2008年05月20日

コラム:辟易するCHANGEの脚本

昨日、フジ系のキムタク主演ドラマ「CHANGE」の第2回が放映された。
この中で、ネコ屋敷の主人がむちゃくちゃな陳情をしにきて、政党の大物との会食を無視して、キムタクが付き合うというシーンがある。
もちろん、秘書の深津は「そんなことは、貴方がやる仕事ではない」という。キムタクは「ボクは誰かの役に立ちたい」とのたまう。そして、感動的なドラマと、多少感銘を受けたかのような深津の表情。
どうやら、ネコ屋敷の陳情を延々と聞くことでキムタク議員のすばらしい人間性を強調したいらしい。
ちょっとまて。
本人では解決できない陳情を延々聴くことが、そんなに大事なことであろうか。
これが実際の衆議院議員だった場合、どうだろう。彼が話を聴いている時間を自給換算したら?彼が話しを聞いている場所の家賃は?
衆議院議員とは、その役割があり、そのためにさまざまな税金が使われている。それは、ネコ屋敷の無駄話を聴くことではない。バラエティドラマ、といってしまえばそれで終わりだが、影響力のあるテレビであんな描き方をされると、最近はやりのモンスター相談、電話も、聞くことが人情であり、正しいことだ、と勘違いする人も出てきそうだ。

あのシーンで、キムタクが演じる議員の人間性などまったく伝わらない。伝わるのは、
・はじめから決まっている大事な会食に間に合おうように仕事の調整ができない
・自分の給料が税金であることを理解していない(役割を理解していない)
という仕事ができない人間、としか見えない。また、深津の秘書も、そこそこ経験がある秘書、という役にしては、往年のトレンディドラマのような、頭ごなしで、キムタクに文句をまくし立てる、という頭の悪い、仕事のできない秘書に成り下がってしまっているのも気になる。

今は実際の国会がヒドイことになっているのだ。今年に入って、既に3回も衆議院差し戻し決裁が行われるような状況なのだ。

その状況を作っているのは日本を考えない、国民の選挙で作られている。
もう少し、現状の問題を考えた脚本にはできないのだろうか。

このドラマのミクロな描き方で、勘違いする人が出ないことを祈る。





posted by ワルぱんだ at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能
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