部下「ヤマさんの思ったとおりですよ、反応でました!」
警部「そりゃ、そうだ。普段はたしなむ程度なんだろうけど、いつもよりも強いやつを店で吸ったんだろうな。あのハイな感じ、普通じゃなかったからな」
部下「そうですね、じゃ、今すぐ家宅捜索令状とってきますね」
(バタバタバタ・・・・)
部下「ヤマさん、反応出ているから、すぐに家宅捜索令状でましたよ。いや〜、反応だけじゃ逮捕できませんからね、今の法律じゃ。所持してなんぼ、ですもんねぇ。今すぐいきましょう!」
警部「いや、ちょとまて。事情がかわった」
部下「え?なんですか?草なぎは48時間は拘束できるんだから、今のうちにいきましょうよ。マネージャーとかが証拠隠滅する可能性もあるでしょ?」
警部「いや、草なぎには手を出せない。」
部下「ええ!?な、なんでですか?おかしいじゃないですか!早くしないと証拠なくされちゃいますよ!」
警部「上層部からの命令だ。これ以外、俺には何もいえん。」
部下「ヤマさん・・・・。わかりました。でも納得いきませんよ!」
警部「以前も同じ事務所の別のグループのリーダーが吸っていたのを見逃したろ?それよりももっと世間にインパクトがでかすぎる、ということだ。なので、情報規制もかかるらしい。すでにマスコミには伝達済みだ。」
部下「確かに・・・。芸能界に当然とはびこる不正を世間に見られるのはちょっと問題かも・・・。」
警部「警察の本当の姿を見られたら困るだろ?それと同じだよ。素直な日本人をだまし続けなくてはならないんだから。」
部下「ヤマさん、さすがっすね。俺そこまで達観できてないっす」
警部「お前はまだ、警察が治安の番人とか思っているからそんな必要ない正義感が消えないんだよ。警察は職業だよ。治安は法を守ることじゃなくて、清濁のバランスだ。光と闇が必要なんだよ。」
部下「ハイ!勉強になりました!」
あくまでも、妄想芝居です。
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