朝日新聞社の委託記者である東公平(ひがし こうへい)氏は羽生名人にサインを求めたのだ。しかも、この番組はBSで全国に放送されていたのである。
対局中、両社が盤面を見つめて考えている最中、何を思ったのか東公平氏が羽生名人に扇子(せんす)とマジックペンを手渡そうと、羽生名人にアイコンタクトをする。羽生名人も最初は理解できなかったようだが、扇子とマジックペン、そして東公平氏のアイコタンクトと相槌によって「サインが欲しいのかな?」と理解し、静かに扇子とマジックペンを受け取りサインに応じた。このことに関して取材を受けた朝日新聞は、下記のとおりにコメントをしている。
「弊社が委託した観戦記事担当のフリーの記者(75歳)が、対局者の羽生善治名人に対し、扇子を差し出してサインを求めました。羽生名人はこれに応じてサインをしました。この間、約1分ほどでした。手番は羽生名人の手番で、44手目を考慮中でした。本人は郷田真隆挑戦者の手番の最中だと勘違いしていたようです。対局場にいた弊社の担当者が昼休み休憩の際に観戦記者に対して「対局中に対局者に声をかけるような行動は謹んでほしい」と注意しました」(朝日新聞社)
この様子はYoutubeでも見られる。

「この記者は、相手の手番だと勘違いした、といっているけどそんなの関係なく、何手も先を読む将棋の名人戦で、他人が割って入ってサインを求めるなんてねぇ。ありえない話。
でも、問題はそこではなくて、これほどひどい常識のない人でも、こんな大事な仕事がもらえる、という事実。そして、そんな非常識な記者を雇っている朝日新聞は責任を取らないという事実。そして未だに朝日新聞を取り続けている人がいる、という事実。
結局、そういうことね。いいのよ。別に。
ぶふぅ」