今時新しい携帯SNSでCM?っと気にしていなかったのだが、問題はそのCMの量。朝から深夜に渡り、大量にCMを流しているのだ。それも1ヶ月ほど続いている。いわゆる、番組特定のCMでない、枠買いのCMだとしてもすごい量だ。深夜の枠買いCM代でも1ヶ月で約2000万ほどかかる。これは私が実際やったことある3年ほど前なので、今はもっと安いとは思うが、それでも昼夜に渡り、あれだけCM投入はCM代だけで1億は超えているのは確実。もちろん、制作費および権利料等は別だ。
いまどきそんな羽振りのいい会社があるのか?と思い調べてみると、
運営会社は
社名:リュック株式会社 Luc, LTD.
住所:〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1-16-3 吉房ビル4F
設立:2008年7月25日
資本金:900万
役員:代表取締役 佐藤 太郎
取引銀行:みずほ銀行 恵比寿支店
事業内容:・メディア事業 ・デザイン制作事業 ・コンサルティンング事業 ・キャピタル事業
となっている。この「佐藤太郎」という名前が曲者で、たぶんビジネスネームだろう。まったく情報がないばかりか、同姓同名が非常に多い。
しかし、ドメイン登録は
社名:株式会社 ルーカス
会社設立:1994年6月15日
資本金:1,000万円
代表者:代表取締役社長 加藤久雄
所在地:〒108-0014 東京都港区芝5-13-11第2二葉ビル9F
といる番組制作会社になっており、主な実績は
現在
* ハイビジョン特集(NHK・BShi)
* 情熱大陸(毎日放送)
* ラジかるッ(日本テレビ)
* 大笑点(日本テレビ)
* 情報7days ニュースキャスター(TBSテレビ)
過去
* スーパーテレビ情報最前線(日本テレビ)
* アンテナ22(日本テレビ)
となっている。
どう考えてもこれだけのCMを打てる余剰流動資金があるわけがない。しかも、そもそもリュックは現金が900万しかないのだ。
ま、とはいえ、ものすごいシステムが完成しており、それで回収できる予定なのか?とおもい、サイト自体を見てみると、仕組みはモバゲーと同じG(ゴールド)を使う
1. 新規登録:300G
2. 友達紹介:300G
3. プレミアムアバターを購入:240G-12000G
4. スポンサーサイト登録:80G-3500G
で、使ってみた方の使用や感想で一致しているのが
・遅い
・重い
・応答なし
・ミスキャンにG使っても応答なし
・退会できない
ということだ。CMを見て初期に登録した方は「メールアドレスだけ登録させられただけで、何もできないのだが」といった人もいた。
現在、特に大量の迷惑メールの被害は上がってきていない。
つまり、結論からすると、サービスとシステムがまったく未完成なのにかかわらず、これほどのCMを打っているのだ。
最大の疑問は
・資金の出元
・回収プラン
だ。
回収に関しては上場後、ということは昔なら言えただろうが、現状はとても無理な話だろう。これほどの有利子負債を抱えていては担保がない限り監査が通らない。
?????
では、まずおいておいて、資金の出元は?
これほど実績がないベンチャーでは、銀行はまず無理。では公表していない事業で1億もキャッシュが残るほどの売り上げがあるのか?推定ではありえるが。
推定いいのであれば、こういったプランはどうだろか。
CM広告費が入らなくて困るのはテレビ局だけでなく、大手広告会社も同じだ。空いた枠に公共CMばかり流しても何もおいしくない。
で、あれば、架空の会社を作り、その会社にCM出稿させればどうだろうか。もちろん、事業としてやっている姿勢は必要なので、最低限のシステムは構築する。金は関連企業や広告会社からの引き当て金とする。
そうすれば、大手広告会社は数多くの弱小広告会社からこのCM費を回収し、テレビ局に収める。テレビ局は一部の番組制作費を上乗せして、番組制作会社にマージンとして渡す。もちろん、有力者はバックマージンをしっかりいただく。
そして2年ほどでリュックを倒産。そもそも担保なしの借金なので、代表取締役は900万の損失で済む。もちろん、それが損失にならないほど、がっぽりバックマージンはもらっておく。
結局、損をするのは仕事がほしいがために、断ることができない中小広告企業およびに番組制作会社。
このモデルはITバブルのときのM&A戦略時でも真の理由とされていたこともあった。
ま、そんなことはないか。考えすぎかな。
タグ:marj.jp

